秋口になると、何故か瀧山が恋しくなる
毎年恒例、前滝コースから

一時、雲が切れ、山頂が姿を見せてくれた

幸先よし

暑くなく、寒くなく

でも、汗はでる
この一週間、体に溜まった毒素、ここで吐き出すのだ
ドングリはそこそこ落ちてはいるが、少ない

見上げるブナ
実が着いている木は少ない

前滝まで一時間、

ここから楽しい尾根道

ウメバチソウと

ダイモンジソウが

大きなアクセントとなり
楽しい道だ

なんだか?
去年より、だいぶ荒れている感じだ

大雨の影響か?
踏みつける人が多くなったのか?

木の根の階段
薄い土壌を守ってくれている根っ子が頼りの道
この道はゴム長靴で歩きましょう!
周囲はガスで、下界を見下ろす楽しみは無かったが
天狗岩で山頂方面が見渡せた

急坂を抜けると、ブナ林

山頂はガス
こんなに新しかったか?
山頂神社

お山のリンドウを撮っていると

歓声

赤とんぼも健在で

後は下るだけだが
何と、進入禁止の高森山方面に刈払い発見
行くしかないダロ

下って、少し登って、右手の急斜面に刈払いが続く
苔むしたロープが延々と
急坂をづんづん下っていく

時折、真新しいザイル

不安な未知の道だが
刈払いはしっかりしており、迷う事はないようだ
右手の沢に向かう刈払い道(未確認)を見送って、尾根道を進む
熊さんのねぐら穴の様相の洞窟を過ぎ
やがて、異様な世界

下は崖で近寄れないが、ザイルで確保されれば行けそうだ
石橋

苔むした案内板が教えてくれた

そして、間もなく大室
足元が不安定で、陰湿として暗い。こんな写真しか残ってない。

修験者が籠って修行をした核心部と思われ
大変な難所である
道は全て急坂で、
部分的にはロープも無く、つかまる立木もない場所も多々ある
やがて、大滝が現れ、
見知った場所に着いた事に安堵する

冬の氷瀑で有名な場所だが、この時期水はない

冬は行けるテラス、不動様が鎮座

ここから、涸れ沢を下る訳だが
結構長い道のり、特に下りは疲れる

砂防ダムからは左岸に道があり、ようやく一般道
登山口に、真新しい看板

整備されつつあるが、部分的にロープは未設置
前滝コースの様に、登り専用道となるのであろうか?
現在、危険個所多数で、沢登り的装備必要、
熟練者以外は、行ってはダメなコースです

今度、ゆっくりと下から行ってみよう
違った景色が見えるはずだ
この記事へのコメント
山形市H夫
冬、大滝を見に行ったことは二度ありましたが、この時期は初めて。大滝コースを登りにとりました。
大室は近くまで迫りましたが、穴の中に宝物はありませんでした。
石橋は下りるための短いロープがありましたが、とても下りて迫れるとは思えません。遠目で写真に収めました。
苔生した案内板?私は見ませんでした。
念のためヘルメットを付けましたが、ただただ急なだけで、登りならば前滝コースが登れるレベルならば、大滝コースも大丈夫だと感じました。これも、整備をしてくれた方に感謝ですね。
苔生したロープも多くありましたね。新しいザイルは二か所でした。高森山へは、かつて羽竜沼南のロッキーの森から803.5m三角点を経ての尾根辿りで登り、乳母神コースに合流して山頂へ登っていました。
今回、高森山の標高点へは行きませんでしたが、刈り払いは下へと続いているのか確かめたくなりました。
下りは乳母神コースで長峰林道、岩小屋・垢離かけ場を経て前滝コース口へと。
ありがとうございました。
barabara
一週間後ぐらいでしょうか?
紅葉の時期に再訪したいと思っております。